ボルスターで叶える頑張らないヨガのすすめ
ストレスを感じたとき、まず「休む」ことを許してあげる
忙しさや緊張が続くと、体も心も“力を抜く”ことを忘れてしまいます。そんなときこそ、ヨガの時間を「動く」ためではなく「休む」ために使ってみましょう。
ヨガの中には、体を支えるプロップス(補助具)を使って、“何もしない”ことを練習するポーズがあります。その代表が、ボルスター(ヨガクッション)を使ったリラックスポーズ。
ボルスターを上手に使うことで、体は支えを得て、呼吸が自然に深まっていきます。
ボルスターを使った、心をほどく2つのポーズ
▽仰向けの合せきのポーズ
① ボルスターの手前で膝を曲げて座ります。
② 背中から頭までをボルスターにゆだね、お尻はマットに下ろしたまま。
③ 腕を楽に広げ、心地が良ければ合蹠(足裏を合わせて膝を外に開く)に。
そのまま5〜10分、静かに呼吸を続けてみてください。お腹がふわっと広がり、浅くなっていた呼吸がゆっくりと深くなっていきます。背中全体を包むように支えてくれるボルスターが、心まで安心させてくれるのを感じます。

▽支えのあるチャイルドポーズ
① ボルスターの横でお姉さん座り(横座り)になります。
② 胸をボルスターに預け、うつ伏せになるように上体を倒します。
③ 腕を楽に置き、顔はどちらか心地の良い方向へ。
左右それぞれ5〜10分。背骨まわりがゆるみ、内臓の緊張がほぐれていく感覚を味わってみましょう。深くねじることよりも「呼吸が通ること」を大切に。支えがあることで、ツイストがこんなにもやさしくなることに気づきます。

ボルスター・ライト ― 軽やかに寄り添う、日常のパートナー

自宅でのセルフケアや、夜のリラックスヨガにおすすめなのがボルスター・ライト。従来モデルより約40%軽く、持ち運びやすいのが特徴です。
しっかりと体を支える硬さを保ちながらも、どこか優しい感触。リビングでも寝室でも、気軽に置ける軽やかさが魅力です。カバーは取り外して洗えるので清潔を保ちやすく、毎日のリラックスタイムに自然に溶け込みます。「ちょっと休みたい」その気持ちを、そっと受け止めてくれる一枚です。
ボルスター ― 深く休みたい日に、頼もしい支え

もうひとつの選択肢が、ボルスター(国産モデル)。スタジオでも定番のモデルで、安定感とどっしりとした支えが特徴です。長時間のリストラティブヨガや、背中全体をしっかり預けるポーズでは、この重厚感が大きな安心感をもたらします。「今日はしっかり休みたい」「深くゆだねたい」――そんな日に頼れる存在です。
おわりに
ヨガは、がんばるためではなく、“やさしくなる”ための時間。体を支える道具を上手に使うことで、心もまた支えられていきます。
ボルスターは、その「やさしさを受け取る練習」をそっと助けてくれる存在。まずは軽やかに使えるボルスター・ライトから、“ゆだねるヨガ”の心地よさを体験してみてください。